普段両目を開けて生活していますと、片目ずつの見え方を特に意識することはあまりないと思います。時には片目を隠して見え方をチェックすると、実はものが歪んで見えるということに気づく場合があります。
もし歪んで見えた場合は、加齢黄斑変性症の可能性があります。
加齢黄斑変性症に対する治療は、以前はあまり効果のあるものがありませんでした。最近は病気の進行を食い止めるために、眼の中で増えている血管内皮増殖因子(VEGF)を抑える薬(抗VEGF薬)を注射をするという治療が普及してきています。網膜硝子体専門医を中心に、抗VEGF薬の注射による病気の管理を行っています。
当院では加齢黄斑変性症に対する抗VEGF薬の硝子体注射を行っておりますので、お気軽にご相談ください。